新興国株が続落、世界成長回復の腰折れ懸念-レノボ大幅安

4日の新興国株は続落。世界経済の 成長回復が腰折れするとの懸念が強まり、年初からの下げ幅を拡大し た。世界最大のパソコン(PC)メーカー、中国のレノボ・グループ (聯想集団)がアナリスト5人の投資判断引き下げで売られ、ハイテク 株の下げを主導した。

MSCI新興市場指数はニューヨーク時間4日午後2時25分(日本 時間5日午前4時25分)現在、0.8%安の919.53と、5カ月ぶり安値。 年初来では8.3%安と、同期間の下げでは少なくとも1988年以降で最 大。レノボは5年ぶりの大幅下落となり、香港株の指標であるハンセン 指数は昨年12月の高値から11%下げた。FTSE/JSEアフリカ全株 指数は8営業日続落と、この10年で最長の下げ局面となった。ブラジル 株の指標、ボベスパ指数は主要94株価指数中、最も大きく上げた。

トルコ・リラはこの日の新興国通貨の上げをけん引。同国中銀が銀 行への資金供給を縮小したことに反応した。タイ・バーツは同国の総選 挙で懸念された大きな衝突がなかったことを受け上昇した。マレーシ ア・リンギットも今年最大の上昇。一部投資家が最近の下落は行き過ぎ と判断した。

原題:Emerging-Market Stocks Extend Worst Start Ever on Economic Data(抜粋)

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