【個別銘柄】日立造や日ペイント売り、コロムビア急伸、ガンホー上昇

きょうの日本株市場で、株価変動材 料があった銘柄の終値は以下の通り。

日立造船(7004):前日比18%安の590円。2014年3月期の連結営 業利益は従来予想の130億円を下回り、前期比30%減の80億円になる見 通し、と3日発表した。ブルームバーグ・データによると、アナリスト 4人による事前の同予想値の平均は135億円だった。

日本ペイント(4612):21%安の1337円。シンガポールの塗料大 手、ウットラムグループとの協業関係強化に向けた提携の一環として、 ウ社を引受先とする総額1023億円の第三者割当増資を行うと3日に発 表。第三者増資に伴う新株発行数は6000万株と、昨年9月末時点の発行 済み株式総数の22.61%に当たり、1株価値の希薄化が懸念された。

日本コロムビア(6791):100円(19%)高の631円でストップ高。 携帯電話音楽やコンテンツ配信のフェイス(4295)が1株780円で株式 公開買い付け(TOB)を実施、コロムビアを連結子会社化すると3日 に発表。筆頭株主として現在保有する32.91%の比率を60%に高める方 針。TOB価格へのさや寄せが見込まれた。フェイス株は1%安の1042 円で終えた。

三菱食品(7451):10%安の2127円。14年3月期の連結営業利益計 画を従来の187億円から、前期比12%減の150億円に下方修正する、と3 日に発表。ブルームバーグ・データによるアナリスト4人の事前予想平 均は181億円だった。商品単価の低下傾向が続き、競争激化の影響もあ り採算が悪化した。野村証券は4日付メモで、農薬混入事件で家庭用冷 凍食品市場の先行きに不透明感があると指摘、目標株価を2600円か ら2300円に引き下げ、投資判断は「中立」を据え置いた。

住友電気工業(5802):8.4%安の1472円。13年4-12月期の連結 営業利益は前年同期比66%増の779億円だった、と3日発表した。14年 3月期通期の同利益計画は1100億円で据え置いた。これに対しアナリス ト11人による事前の市場予想は1216億円だった。

船井電機(6839):15%安の1076円。同社が3日発表した9カ月決 算によると、13年10-12月期の連結営業損益は1億3000万円の赤字だっ た。クレディ・スイス証券の土屋俊祐アナリストは同日付リポートで、 液晶TVの上振れをフィリップス・ブランド商品の悪化が相殺し、コン センサス予想10億円超の黒字を大きく下回ったと指摘。赤字リスク払拭 には時間を要する可能性があると予想した。

東京ガス(9531):5%安の475円。JPモルガン証券が3日付 で、投資判断を「オーバーウエート」から「中立」に、目標株価を630 円から490円に引き下げた。長期的な成長力に対する評価は不変だ が、15年3月期の谷が深いため、当面の株価は現状水準で推移する予想 した。

ニチレイ(2871):5%安の438円。14年3月期の連結営業利益見 通しを160億円から152億円に減額、前期比減益率は11%から15%に拡大 する、と4日午後2時に発表した。ブルームバーグ・データによると、 アナリスト6人の事前の通期営業益予想の平均は161億円だった。

ニッセンホールディングス(8248):5.2%安の401円。13年12月期 の連結純損益は29億円の赤字だった、と3日発表した。14年12月期計画 は50億円の赤字。また、これまで未定としていた前期末配当は0円にす る。12年12月期末実績は6円だった。

コクヨ(7984):0.4%高の706円。13年12月期の連結営業利益は従 来予想の58億円を上回り、前の期比32%増の64億円になったもよう、と 3日発表した。ファニチャー関連事業が好調で、コスト削減も寄与し た。

三洋化成工業(4471):10%安の644円。野村証券が3日付で、投 資判断を「中立」から「ウエート下げ」に、目標株価を650円から600円 に引き下げた。原料高に伴う業績モメンタム低下を見越し、同証券によ る15年3月期の連結営業利益予想を76億円から70億円に減額した。今期 予想は78億円から81億円に変更(会社計画78億円)。一方、三洋化が1 月31日発表した4-12月期の営業利益は前年同期比41%増の65億4300万 円だった。

ホクト(1379):1%高の1903円。4-12月期の連結営業利益は前 年同期比3.3倍の28億2000万円だった、と3日発表した。きのこ相場が 上向き、単価も堅調に推移したという。14年3月期通期の営業利益見通 しは前期比48%増の35億円で据え置き。

ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765):2.1%高 の623円。13年12月期の連結営業利益は前の期比9.8倍の912億円だっ た、と3日に発表した。配当は1株当たり250円。また、発行済み株式 総数の0.37%、30億円を上限に3月6日から自己株取得を実施する方針 も示した。岩井コスモ証券の川崎朝映シニアアナリストは、業績はほぼ 想定の範囲だが、上場以来初の配当や自社株買いなどが評価されよう、 と指摘していた。

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