トヨタとホンダ、1月の米自動車市場で販売減らす-寒さ響く

1月の米自動車市場は、トヨタ自動 車とホンダの販売台数がアナリスト予想を下回った。1月としては20年 ぶりの厳しい寒さとなった影響で、アジア勢のみならず販売台数を減ら す自動車メーカーが多かった。

トヨタの1月の販売は前年同月比7.2%減少と、ブルームバーグが まとめたアナリスト7人の予想平均(2.7%減)より大きく落ち込ん だ。ホンダも販売を2.1%減らした。アナリスト予想では4.8%増が見込 まれていた。一方、日産自動車は12%増と、市場予想(10%)より高い 伸びを示し、アジアの大手メーカーで唯一予想を上回った。

ボーム・アンド・アソシエーツのアナリスト、アラン・ボーム氏は 3日、ブルームバーグラジオとのインタビューで「天候が関係との見方 が一般的で、それは本当だ」とした上で、「12月のインセンティブ(販 売奨励金)の影響で1月は若干低調となることが多い」とも述べた。

1月の販売は、トヨタが14万6365台と前年同月の15万7725台から減 少。セダン「カムリ」の販売が27%減少したことが響いた。高級車ブラ ンドの「レクサス」は8.8%増を記録したが、主力の「トヨタ」ブラン ドが9%落ち込んだ。調査会社オートデータによれば、市場シェア は14.5%と、前年同月の15.1%から低下した。

ホンダも9万1631台と、前年同月の9万3626台を下回った。カムリ と競合する「アコード」は14%減少し、中型車販売で4位に後退した。 アコードの販売落ち込みは悪天候に加え、ホンダが販売促進の費用を抑 えたことが影響したのではないかと、ALGのラリー・ドミニク社長は 指摘した。ホンダの米市場シェアは前年同月と横ばいの9%。

日産は販売増やす

日産は9万470台と、前年同月の8万919台から販売を増やした。日 産によると、クロスオーバー車「ローグ」の販売が大きく伸びたほか、 小型ピックアップトラック「フロンティア」と電気自動車(EV)「リ ーフ」が引き続き好調だった。市場シェアは前年同月の7.7%から8.9% に拡大した。

韓国のヒュンダイモーターカンパニー(現代自動車)と傘下の起亜 自動車を合わせた販売台数は1.3%伸びたが、アナリスト7人の予想平 均(2.4%増)には届かなかった。

一方、富士重工業の「スバル」は19%増の3万3000台。マツダ は12%減の1万8813台。三菱自動車は4867台で、4.5%の伸びとなっ た。

原題:Toyota Leads Asia Carmakers’ U.S. Sales Slide in January Freeze(抜粋)

--取材協力:Craig Trudell. Editors: John Lear, Niamh Ring

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