新興市場の混乱が波及するとの懸念は行き過ぎ-BOAのウー氏

新興市場で売りが続くとの懸念は行 き過ぎで、危機は予想ほど広がらない-。バンク・オブ・アメリカ (BOA)メリルリンチのグローバル金利・通貨責任者デービッド・ウ ー氏はこうみている。

同氏は新興国通貨が下落する中での過去2週間にわたる混乱の波及 は「軽微」であり、2013年半ばの似たような売り局面と比べ限定的なも のにとどまっていると指摘。これは投資家がそうした高利回り資産に対 するショートポジション(売り持ち)を減らした結果だと説明した。

ウー氏はブルームバーグラジオとのインタビューで、昨夏は「極め てアジアに根差した危機」だったが、「今回アジアはかなりうまくやっ ている」と述べた。

新興市場の主要20通貨で構成するブルームバーグ指数は1月23日以 降に1.5%低下し過去最低水準となった。この間、新興市場24通貨のう ちで米ドルに対して最もパフォーマンスが良かったのはタイ・バーツと 香港ドル、中国人民元、台湾ドルの4通貨。最も下げが大きかったのは アルゼンチン・ペソとロシア・ルーブルだった。同指数は昨年6-8月 に3.7%低下していた。

原題:Emerging-Market Contagion Concern Overblown, BofA’s Woo Says(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE