スペインのバンキア、黒字転換果たす-再民営化を準備

スペイン政府による救済で国有化さ れた銀行バンキアは、2013年決算で黒字転換を果たした。ホセ・イグナ シオ・ゴイリゴルザリ会長は再民営化の準備が進められていることを明 らかにした。バンキアの記録的な赤字は、スペインが12年に国際金融支 援の申請を余儀なくされる要因となった。

同会長が3日に記者団に語ったところによると、バンキアの部分的 な売却に対し投資家の関心があり、政府は再民営化計画の策定の初期段 階にある。バンキアが発表した13年の純利益は5億1200万ユーロ (約700億円)と、予想を上回った。前年は191億ユーロの赤字だった。

スペインが国内銀行の救済に充てるため12年に欧州から受けた410 億ユーロの金融支援のうち、約半分はバンキア・グループに注入され た。投資家に再び受け入れられる兆しが見られる中、バンキアは先月、 起債を行った。同行は15年の戦略計画達成に向け順調に進んでおり、同 年から配当支払いを開始する可能性もあると、ゴイリゴルザリ会長はア ナリストに説明した。

エスピリト・サント・インベストメント・バンクのアナリスト、フ ェルナンド・パスクアル氏(マドリード在勤)は電話取材に対し「政府 がバンキアの株式を売却すれば、大きな信頼の表れとなるだろう。早け れば早いほど良いと思う」と述べた。

スペイン政府はバンキア株を約68%保有する。ゴイリゴルザリ会長 によると、再民営化プロセスは少なくとも2年を要する見込みという。

原題:Bankia Has Profit After Record Loss as Privatization Planned (2)(抜粋)

--取材協力:Nick Leiber、Emma Ross-Thomas. Editors: Frank Connelly, Mark Bentley

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE