UBS:10-12月利益は予想以上-ウェルスマネジメント増益

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スイス最大の銀行、UBSの2013 年10-12月(第4四半期)決算では、利益がアナリスト予想を上回っ た。ウェルスマネジメント部門の増益と税効果が寄与した。

4日の同行発表によると、純利益は9億1700万スイス・フラン (約1028億円)。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト12人 の予想平均は4億4200万フランだった。4億7000万フランの税効果が13 年第4四半期利益を押し上げた。前年同期は指標金利操作をめぐる制裁 金支払いで19億フランの赤字だった。

UBSは昨年10月に、訴訟などの費用に備える資本積み増しをスイ ス当局求められた。同行はこの日、追加資本必要額を約18%減らす案で 監督当局と合意したことを明らかにした。資本目標を達成すれば、配当 を増やすことが可能になる。

セルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は、UBSが新 銀行規則バーゼル3の下での普通株自己資本比率13%という目標を達成 した後、利益の半分以上を株主に還元することを約束している。昨年12 月末の自己資本比率は12.8%(9月末は11.9%)だった。UBSは13年 の配当として1株当たり0.25フランを提案する。12年は同0.15フランだ った。

UBSによると、スイス当局との昨年末の合意により、資本積み増 しを必要とするリスク加重資産の増加分は当初命令よりも約50億フラン 少なくなった。将来の動向は訴訟関係の同行の引き当てと法的問題の展 開に左右されると同行は説明した。

ウェルスマネジメント部門

2013年の法的リスクに対する引当金は17億フランと1-9月に引き 当て済みの16億2000万フランから増えた。一部アナリストは第4四半期 に5億フラン程度の引当金積み増しを予想していた。

ウェルスマネジメント部門の税引き前利益は18%増えて4億7100万 フラン。ウェルスマネジメント米州は62%増の2億5400万ドル(約260 億円)と過去最高だった。両部門にはそれぞれ58億フランと49億ドルの 新規資金が純流入した。

投資銀行部門は2億9700万フランの黒字と、前年同期の2億4300万 フランの赤字から回復した。

原題:{}(抜粋)

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