ブラジル株:ボベスパ全面安-世界主要株価指数で最大の下げ

3日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が全面安。世界の主要株価指数の中で最も大きく値下が りした。ブラジル最大の貿易相手国である中国の成長鈍化懸念から、鉄 鉱石生産のヴァーレなど商品輸出株が売られた。

ヴァーレは3%安。鉄鋼メーカーのナシオナル製鉄(コンパニア・ シデルルジカ・ナシオナル=CSN=)は5.1%下落。ブラジル石油公 社(ペトロブラス)は5.8%値下がり。2005年以来の安値となり、ボベ スパ指数の下げに最も響いた。金融当局がインフレ抑制に向けて利上げ を継続するとの観測から、住宅建設株もガフィーザの6.8%を中心に売 られた。

ボベスパ指数は前週末比3.1%安の46147.52で終了。ブルームバー グが集計する世界の主要94指数の中で下落率トップだった。指数を構成 する72銘柄は全て下落した。通貨レアルはサンパウロ時間午後5時16分 (日本時間4日午前4時16分)現在、0.9%安の1ドル=2.4358レア ル。

サガ・キャピタルのエコノミスト、グスタボ・メンドンサ氏は電話 インタビューで、「投資家は中国と関係が深い国を回避している」と指 摘。「中国発の悪材料とブラジル経済の弱まりから株式相場の反発は難 しい」と述べた。

中国国家統計局と中国物流購買連合会が発表した1月の製造業購買 担当者指数(PMI)は50.5と、昨年12月の51から低下した。同指数 は50を超えれば製造業活動の拡大を表す。

原題:Ibovespa Declines Most in World as Vale Tumbles on China Concern(抜粋)

--取材協力:Carlos Caminada. Editors: Dennis Fitzgerald, Brendan Walsh

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