欧州株:続落、ストックス600は6週ぶり安値-英銀ロイズ安い

3日の欧州株式相場は続落。英ロイ ズ・バンキング・グループを中心に銀行株が下げた。1月の米製造業の 拡大ペースが8カ月ぶり低水準となったことも注目された。

ロイズは2012年9月以来の大幅値下がり。支払保障保険の不適切な 販売をめぐる賠償で13年10-12月(第4四半期)に18億ポンドを引き当 てたことが嫌気された。食品小売りなどを手掛けるベルギーのコルリュ イは約2年ぶりの大幅安。年間利益見通しの下方修正が嫌気された。一 方、アイルランドの格安航空会社、ライアンエア・ホールディングスは 8カ月ぶりの大幅上昇。夏季の予約状況が1年前のこの時期を上回って いると発表した。

ストックス欧州600指数は前週末比1.3%安の318.21で終了。6週間 ぶり安値となった。1月は月間ベースで1.8%下げ、同月としては10年 以来の大幅下落となっていた。同指数は終値ベースでの6年ぶり高値を 付けた先月22日以降、5.3%下げている。

サクソバンクのプライベートバンク部門で最高投資責任者 (CIO)を務めるタイス・クヌートセン氏は、「どの市場の基準から しても、相場調整があって当然然るべきだっただろうが、まだ過剰に心 配する理由はない」と指摘。「中国の景気減速とアルゼンチン通貨の混 乱が相まって、新興市場をめぐるパニック状態が新たな次元に達した。 今年は2013年ほど強気とはならず、数カ月にわたりボラティリティが高 まるだろう」と語った。

米供給管理協会(ISM)が発表した1月の製造業総合景況指数 は51.3と、前月の56.5(改定)から低下。ブルームバーグがまとめたエ コノミスト予想中央値は56だった。同指数は50が活動の拡大と縮小の境 目を示す。

3日の西欧市場では18カ国中14カ国で主要株価指数が下落。独 DAX指数は1.3%、仏CAC40指数は1.4%それぞれ下げ、英 FTSE100指数は0.7%安となった。

原題:European Stocks Decline as Lloyds Retreats on Compensation Costs(抜粋)

--取材協力:Namitha Jagadeesh. Editors: Will Hadfield, Alan Soughley

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