トルコ・リラ下落、インフレ率が10月来の高水準-食料品も急騰

3日の外国為替市場でトルコ・リラ は下落。1月の消費者物価インフレ率が昨年10月以来の高水準となった のを背景に、対ドルで一時1%安となった。

イスタンブール時間午後3時53分(日本時間同10時53分)現在 は、0.4%安の1ドル=2.2658リラ。1月の消費者物価インフレ率は前 年同月比7.48%に加速し、ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノ ミスト12人の予想平均7.43%を上回った。食料品価格は10%超の値上が り。

スタンダード銀行のトレーダー、ボラ・ディリク氏は3日にリラが 下落した一番の理由は物価上昇だと電子メールでコメントした。

汚職疑惑で閣僚3人が辞任を余儀なくされ、投資家の信頼感が悪化 した中、リラ相場は1月に5%下落し、2009年以来最悪の滑り出しとな っている。中央銀行は先週、1週間物レポ金利を10%と従来の4.5%か ら引き上げ、インフレ見通しが大幅に改善するまで金融引き締めを維持 すると表明した。

中銀は1月28日、インフレ率を15年半ばまでに目標の年率5%に引 き下げることを目指すと発表した。過去3年、インフレ率の目標は達成 されていない。

3日の発表によると、1月の生産者物価指数は10.72%上昇、コア インフレ率は7.59%だった。デニズバンクのエコノミスト、エルカン・ エルグゼル氏は電子メールで生産者物価とコアインフレ率の上昇につい て、年央までインフレが加速する「前触れだ」と指摘した。

原題:Lira Extends Worst Start Since 2009 as Inflation Accelerates(抜粋)

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