きょうの国内市況(2月3日):株式、債券、為替市場

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●日本株3カ月ぶり安値、新興国懸念と決算選別-金融など全業種下げ

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東京株式相場は3営業日続落し、およそ3カ月ぶりの安値となっ た。新興国市場の混乱に対する警戒感が重しとなり、証券や銀行など金 融株、電力や情報・通信、輸出関連セクターを中心に東証1部33業種は 全て安い。個別でも、NTNやTDKなど決算失望銘柄の下げがきつか った。

TOPIXの終値は前週末比24.32ポイント(2%)安の1196.32、 日経平均株価は295円40銭(2%)安の1万4619円13銭。TOPIXの 終値での1200ポイント割れは昨年11月11日以来。日経平均は、大納会に 付けた昨年来高値(2013年12月30日、1万6291円)からの下落率が調整 局面入りとされる10%を超えた。

セゾン投信運用部の瀬下哲雄ポートフォリオマネジャーは、「今は 新興国不安がある中で、米連邦準備制度理事会(FRB)も救ってくれ ない状況にある」と指摘。また、「中国景況感に対する懸念が確信に変 わりつつある」との認識も示した。

東証33業種全てが下げ、下落率上位は証券・商品先物取引、その他 金融、電気・ガス、情報・通信、倉庫・運輸、鉄鋼、銀行、サービス、 保険、小売などとなった。東証1部の売買高は29億2068万株、売買代金 は2兆6598億円。値上がり銘柄数は162、値下がりは1592。

●債券上昇、米債高・株安や日銀オペで-長期金利0.60%接近には警戒

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債券相場は上昇。前週末の米国債相場が上昇したことや国内株安、 日本銀行が実施した長期国債買い入れオペが買い手掛かりとなった。半 面、長期金利が0.60%に接近した水準では警戒感が根強く、午後はやや 伸び悩んだ。

東京先物市場で中心限月の3月物は前週末比10銭高の144円84銭で 取引を開始。その後はじり高となり、午後の取引開始直後には144円91 銭と、中心限月の日中取引ベースで昨年12月4日以来の高値を付けた。 その後は上値が重くなり、1銭高まで上げ幅を縮めたが、結局は4銭高 の144円78銭で引けた。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の332回債利回 りは同0.5ベーシスポイント(bp)低い0.615%で開始。徐々に水準を切り 下げ、午後に入ると0.605%と昨年12月2日以来の低水準を記録した。 しかし、その水準では売りが優勢になり、再び0.615%を付けた。午後 3時すぎからは0.61%で推移した。

大和住銀投信投資顧問の伊藤一弥債券運用部長は、今週末の米雇用 統計を見極めるまではリスクオフ(回避)が続く見通しだとし、「債券 市場では買いが優勢だ」と話した。10年債入札については、「利回 り0.6%前後であまり需要はないだろうが、それほど悪くない結果では ないか。普通に消化できると思う」と述べた。

●ユーロが対ドルで10週ぶり安値付近、追加緩和観測-ドル・円102円台

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東京外国為替市場では、ユーロが対ドルで約10週間ぶり安値付近で 推移した。域内のインフレ鈍化を受け、欧州中央銀行(ECB)による 追加緩和観測が浮上していることがユーロの重しとなった。

一方、円は早朝に対ユーロで約2カ月ぶり高値を付けた後、下げ渋 り、対ドルでも1ドル=101円台後半から102円台前半へ値を切り下げ た。新興国通貨不安がくすぶる半面、今週は米国で雇用統計など主要な 経済指標の発表があり、量的緩和縮小ペースを占う上で鍵となる米景気 動向を見極めたいとの雰囲気が強かった。

午後4時5分現在のユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.3497ドル前 後。一時1.3480ドルを付けるなど、前週末に付けた昨年11月22日以来の ユーロ安・ドル高水準(1.3479ドル)付近での推移が続いた。

みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジストは、「前回の ECB会合でもインフレが追加緩和を考える理由の一つとドラギ総裁が 示している」とし、「伝統的な金融政策である政策金利がほぼゼロにな った中で、総裁が非伝統的なところをどうひねり出してくるかが大変注 目されるところだ」と語った。

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