新興市場株、5カ月ぶり安値-世界経済の失速懸念強まる

3日の新興市場株は5カ月ぶり安値 となった。中国と米国の製造業統計が振るわず、世界経済成長が失速す るとの懸念が強まった。

MSCI新興市場指数はニューヨーク時間3日午後1時32分(日本 時間4日午前3時32分)現在、1.1%安の926.18。ブラジル株の指標、 ボベスパ指数はブルームバーグが調査する94の主要株価指数で最大の下 落。ブラジル石油公社(ペトロブラス)が8年ぶり安値となった。2009 年以来最悪のスタートを切ったトルコ・リラは1月の消費者物価インフ レ率が3カ月ぶり高水準となったことに反応し下げ幅を拡大した。ウク ライナ国債は欧州連合(EU)がロシアの緊急融資に対抗して金融支援 を行うとの観測で上昇。

米供給管理協会(ISM)が3日に発表した製造業総合景況指数に よれば、1月の米製造業活動は新規受注の減速が響き、この8カ月で最 も遅いペースでの拡大となった。中国の製造業活動の目安となる指数も 1月に低下し、半年ぶり低水準となった。その結果、過度の与信を抑制 する中国政府の取り組みが成長減速につながるとの懸念が広がった。

原題:Emerging-Market Stocks Fall on Data as Brazil Leads World Losses(抜粋)

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