ECBと英豪中銀が政策金利を据え置きへ-今週の世界経済

先週緩和縮小を決定した米連邦公開 市場委員会(FOMC)に対し、欧州中央銀行(ECB)とイングラン ド銀行(英中央銀行)は今週開く政策決定会合で、政策金利を過去最低 水準に据え置くと見込まれている。ブルームバーグのエコノミスト調査 が示したもので、オーストラリア準備銀行(中銀)も政策を変更せず現 状維持とする見通しだ。

一方、米国の経済指標では1月の雇用者数の伸びが持ち直し、失業 率は5年ぶり低水準にとどまったもようだ。ブラジルの1月のインフレ 率は鈍化し、2012年11月以来の低い伸びにとどまったとみられる。

ブルームバーグの調査によると、英中銀は6日の金融政策委員会 (MPC)で、政策金利を過去最低の0.5%に据え置き、資産買い取り プログラムの規模を3750億ポンド(約62兆9900億円)に維持すると見込 まれている。ECBは同日の政策委員会で、政策金利を過去最低 の0.25%(予想中央値)に据え置く見込み。

米労働省が7日発表する1月の雇用統計では、天候が再び悪影響を 及ぼした可能性がある。昨年12月は同月としては2009年以来の寒さとな ったことで、非農業部門雇用者数の伸びは7万4000人と、11年初め以来 の低水準にとどまった。今年1月については気温の氷点下への低下や嵐 の襲来により、雇用者数の伸びの予想が一段と困難になっている。ブル ームバーグ調査の予想中央値では、非農業部門雇用者数の伸びは18万人 と見込まれている。予想レンジは10万5000人から27万人。一方、失業率 は5年ぶり低水準の6.7%にとどまったことが示される見通し。

豪中銀は4日に開催される今年最初の会合で政策金利を過去最低 の2.5%に据え置くと、ブルームバーグが調査したエコノミスト34人全 員が予想している。エコノミストは豪中銀の為替をめぐる発言や緩和バ イアス後退の兆候に注目する見通しだ。

原題:Europe Central Banks Seen Keeping Rates at Lows: Global Economy(抜粋)

--取材協力:Jana Randow、Michael Heath、David Biller. Editors: Carlos Torres, Mark Rohner

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