中国:1月の製造業PMI、半年ぶり低水準-成長減速を示唆

中国の製造業活動の目安となる指数 が1月に低下し、半年ぶり低水準となった。生産と受注が鈍化した。同 国政府の与信引き締め策が経済成長を抑制する見通しがあらためて示さ れた。

中国国家統計局と中国物流購買連合会が1日発表した1月の製造業 購買担当者指数(PMI)は50.5と、ブルームバーグがまとめたエコノ ミスト予想の中央値と一致した。昨年12月は51だった。同指数が50を超 えれば製造業活動の拡大を表す。

同統計では雇用と新規輸出受注の指数が低下し、景気が一段と減速 するリスクが鮮明になった。中国共産党の指導部が6兆ドル(約610兆 円)規模のシャドーバンキング(影の銀行)の問題に取り組む中、同国 の銀行間金利は上昇している。英HSBCホールディングスとマークイ ット・エコノミクスが先月30日に発表した1月の中国製造業購買担当者 指数(PMI)改定値は49.5と、半年ぶりに製造業活動縮小を示した。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の大中華圏担当 チーフエコノミスト、劉利剛氏(香港在勤)は「短期金利の急上昇で不 透明感が強まり、景況感が悪化したのは間違いない」とした上で、中国 人民銀行(中央銀行)はシャドーバンキング取り締まりと金融安定維持 の「微妙なバランスを図る必要がある」と述べた。

統計局と連合会の1月の製造業PMIでは生産指数が53と、前月 の53.9から4カ月ぶり低水準に下がった。新規受注は半年ぶり低水準 の50.9。前月は52.0だった。雇用は48.2と、昨年2月以来の低水準とな り、製造業雇用の減少ペースの加速が示唆された。HSBCの調査でも 雇用の減少が約5年ぶりの高ペースとなっていることが示された。

HSBCの指数は製造業420社余りの購買担当者の回答に基づくも ので、中小企業の比重がより高い。統計局と連合会の指数は約3000社が 調査対象。

原題:China Manufacturing Gauge at Six-Month Low Signals Growth Easing(抜粋)

--取材協力:James Mayger、Regina Tan、Natasha Khan. Editors: Scott Lanman, Nicholas Wadhams

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