アルゼンチンのドル建て債、新興市場で最大の下落

アルゼンチンのドル建て国債は31 日、新興国市場で最大の下げとなった。事実上の通貨安容認や利上げと いった政府の措置では、同国の悪化しつつある債務返済能力を改善する には不十分との懸念が広がった。

アルゼンチンのドル建て国債(2015年償還)相場は額面1ドル当た り4.17セント安の85.04セント。利回りは19.71%に上昇し、2012年6月 以来の高水準となった。JPモルガン・チェースのEMBIG指数によ ると、ニューヨーク時間午前10時28分現在、米国債に対するアルゼンチ ン債の上乗せ利回りは75ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡 大の1142bp。新興国債券のスプレッドは平均で11bp広がった。

アルゼンチンの外貨準備は過去10年余りで最も速いペースで減少し ており、28%と推定されるインフレ率や為替管理を背景に資本流出が進 んでいる。

カラカス・キャピタルのヘッドトレーダー、ラッセル・ダレン氏は 「新興市場に関して不安があり、パニック状態になっている。アルゼン チンのニュースは前日に外貨準備が2億5000万ドル(約260億円)減少 したというものなどあまり好ましい内容ではない」と述べた。

原題:Argentine Bonds Plunge Most in Emerging Markets on Reserve Drain(抜粋)

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