みずほFG:10-12月純利益は4割減、国債収益が減少

みずほフィナンシャルグループの第 3四半期(2013年10-12月)連結純利益は、前年同期比36%減の1334億 円だった。アベノミクスの下での株価上昇や景気回復で、株式関係損益 が改善したが、本業の国内貸し出しが伸び悩んだほか、前年同期に利益 を押し上げていた国債関連収益の減少が響いた。

東証などで31日開示した13年4-12月期決算から中間業績を差し引 いて算出した。第3四半期の純利益はブルームバーグ・ニュースが集計 したアナリスト7人の予想平均値1040億円を上回った。

同日発表した4-12月の9カ月累計の純利益は、前年同期比44%増 の5631億円だった。14年3月期の通期予想は6000億円を据え置いた。業 績拡大を受け年間配当を6円から6円50銭に増配する。

みずほの10-12月期は連結粗利益は4.3%減の5030億円。貸出利息 などの資金利益が3.1%増の2778億円、手数料関係の役務取引等利益が 2%増の1257億円だった。一方、これまで収益を支えてきた国債売買益 などのその他業務利益が前年同期比28%減の667億円に縮小した。12月 末の国内貸出残高は54兆9000億円と9月末から横ばいとなっている。

米スタンダード・アンド・プアーズの根本直子マネジングディレク ターは、みずほについて「国債で稼ぐような状況ではなく、依存度が減 っている」と指摘。国内融資については「アベノミクスの効果はまだ出 ていない。今後は利ざやのとれる中堅・中小企業の資金需要が盛り上が ってくるか」を見極めながら積極的な取り組みが必要とみている。

29日に発表した三井住友フィナンシャルグループの第3四半期連結 純利益は前年同期比9.3%減の1990億円だった。三菱UFJフィナンシ ャル・グループは2月3日に公表する予定。

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