ウォール街で活躍する女性の先駆け、不良債権処理専門家死去

米チェース・マンハッタン銀行(現 JPモルガン・チェース)で不良債権処理の専門家となり、ウォール街 で働く女性幹部の先駆けだったマーガレット・クライン氏が死去し た。63歳だった。

クライン氏は卵巣がんを患い、15年間の闘病の末、ニューヨークの マウントサイナイ病院で18日に息を引き取った。兄でランドルフ大学 (バージニア州)の元学長、ジョン・クライン氏が30日のインタビュー で明らかにした。

ジョンさんによると、マーガレットさんはチェースで20年間にわた って勤務。銀行業務5部門で計16のポジションに就き、ニューヨークの ほかロンドンやパナマ市、ヨハネスブルクでも勤務した。

ジョンさんが公表したマーガレットさんの経歴書によると、特別融 資部門のエグゼクティブ兼マネジングディレクターとして世界各地の不 良債権の処理に当たった後、1992年にチェースを退社した。

72年にウェルズリー大学卒業後、チェースに入社したクライン氏 は、ウォール街で活躍する女性の先駆者となった。「当時、昇進は女性 よりも男性の方が有利だった。そのため、彼女は他の人より懸命に働か なければならないと感じていたし、そうしていた。チェース勤務当時 は、起きている時間のほとんどをチェースでの仕事に充てていた」と、 ジョンさんは振り返った。

原題:Margaret Klein, Ex-Chase Overseer of Troubled Loans, Dies at 63(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE