JFE:4-12月期の純利益は3.5倍の761億円-コスト削減で

JFEホールディングスが31日発表 した2013年4-12月期の連結純利益は前年同期比3.5倍の761億円だっ た。14年3月期の通期見通しは従来予想の950億円を据え置いた。

4-12月期の売上高は同15%増の2兆6431億円。為替相場の大幅な 円高修正により主力の鉄鋼事業での売上高は955億円増えた。経常利益 は同5.5倍の1247億円。割安な鉄鋼原料を使用するなどのコスト削減に 加えて、前期に購入した鉄鋼原料の価格が今期に上昇したことによる評 価益計上も寄与した。

未定としていた期末配当は1株当たり20円とする。年間配当は40円 と前期比で20円増。

同日会見した岡田伸一副社長は国内の鉄鋼需要に関して「アベノミ クス効果や超円高修正により自動車分野が好調。低迷していた造船分野 も底打ちした」と指摘。復興需要で土木・建築分野も堅調という。一 方、海外市場については供給過剰の状態が続くとして「市況立て直しに は時間が必要」と述べた。

14年3月期の営業利益は1450億円と従来予想から100億円引き下げ た。13年10ー12月期に台風や製鉄所の基盤工事の影響で粗鋼生産量が落 ち込んだことが響く。為替の円安により営業外損益が100億円改善する ことから経常利益は前期比3.3倍の1700億円、純利益は同2.4倍の950億 円とそれぞれ従来予想を据え置いた。ブルームバーグ・データによる通 期純利益のアナリスト予想の平均は1133億円。

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