東電:4-12月期の純利益は7729億円、電気料金上げなどで

東京電力が31日発表した2013年4 -12月の連結純利益は7729億円(前年同期は22億円の赤字)と黒字転換 した。原子力発電所が全基停止する中、円安による燃料費負担の増加は あったものの、電気料金の引き上げやコスト削減が寄与した。政府から の資金交付金の計上もあり、純利益を押し上げた。

経常利益は1892億円(前年同期は1950億円の赤字)だった。販売電 力量は減少したが、電気料金値上げの影響で2200億円、燃料費調整制度 による引き上げで1600億円のプラス効果があった。発電所の修繕工事の 先送りなどでコストも引き下げた。一方、為替の円安によって燃料費負 担が4070億円押し上げられ、全体の燃料費は2兆749億円と前年同期と 比べて751億円増えた。

同日会見した住吉克之常務執行役員は「予断を持たず全力でコスト 削減を引き続き進める」と述べた。

14年3月期の連結経常利益は570億円、純利益は6610億円を見込 む。3期連続の経常赤字は回避する見通し。

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