米グーグル10-12月:売上高は予想上回る-小売業者の広告増

米グーグルの昨年10-12月(第4四 半期)の売上高は市場予想を上回った。小売業者が年末商戦期間に広告 支出を増やしたことが、広告単価低下の影響を埋め合わせた。

同社の30日の発表資料によると、10-12月期売上高は提携サイトへ の支払い分を除いたベースで11%増の136億ドル(約1兆4000億円) と、アナリスト予想平均の134億ドルを上回った。一方、利益は一部項 目を除いたベースで1株当たり12.01ドルとなり、アナリスト予想平均 の12.25ドルを下回った。

モバイル戦略を微調整しているラリー・ペイジ最高経営責任者 (CEO)は、スマートフォン(多機能携帯電話)生産から撤退し、3 億8400万ドルの営業赤字を出した携帯電話部門モトローラ・モビリティ を中国のレノボ・グループに29億1000万ドルで売却することで合意済 み。スマホ向け広告単価はデスクトップ型パソコン向けに比べて低いも のの、オンライン購入者をターゲットにする小売業者向けの広告販売で 収益を上げることができた。調査会社Eマーケターによれば、年末商戦 中の電子商取引による売上高は15%増加し618億ドルとなった。

グーグル株は決算発表後の時間外取引で一時5.2%上昇。通常取引 終値は前日比2.6%高の1135.39ドル。昨年は58%上昇し、S&P500種 株価指数の30%高を上回った。

S&PキャピタルIQのアナリスト、スコット・ケスラー氏は、年 末商戦のオンライン販売は好調だったため「グーグルが恩恵を受けた公 算が大きい」と述べた。

10-12月期の営業費用は前年同期比14%増の55億ドル。純利益 は17%増の33億8000万ドル。

グーグルによると、広告単価の平均は10-12月期に11%低下した。 その前の四半期は8%低下していた。BGCパートナーズのアナリス ト、コリン・ギリス氏は「費用が収入を上回るペースで増えている。こ の規模の会社にとっては問題だ」と指摘。「クリック単価が低下してい る状況からみて、モバイル分野での対応が引き続き必要だ」と付け加え た。

原題:Google Revenue Tops Estimates as Retail Ads Bolster Sales (3)(抜粋)

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