新興市場ETFが5カ月ぶり安値から反発-米個人消費増加で

新興国市場の株価指数をベンチマー クに運用する上場投資信託(ETF)の「iシェアーズMSCIエマー ジング・マーケットETF」が30日、5カ月ぶりの安値から反発した。 中国経済の減速懸念があるものの、この日発表された米国内総生産 (GDP)統計で個人消費の伸びがここ3年で最大となったことに市場 はより強く反応した。

同ETFはニューヨーク時間午後4時(日本時間31日午前6時)現 在、0.9%高の38.13ドル。MSCI新興市場指数は0.03%安の936.37 で、年初来のパフォーマンスは2009年以来で最低。トルコ株の指標、イ スタンブール100指数は12年7月以来の安値から反発。ブラジル・レア ルは上昇。同国中央銀行は為替相場を下支えするため外貨貸出枠23億ド ルを提供すると発表した。一方、中国の製造業活動の縮小を示す統計を 受けて上海総合指数は下落した。

パイオニア・インベストメント・マネジメント(ボストン)のファ ンドマネジャー、ジョン・キャリー氏は「今年は荒っぽいスタートを切 ったものの、新興市場には依然としてどちらかといえば楽観している」 と述べ、「米国は順調であり、新興市場もある時点で追い付いてくるだ ろう」と語った。

原題:Emerging-Market ETF Climbs From Five-Month Low on U.S. Spending(抜粋)

--取材協力:Ye Xie、Lu Wang、Ian Sayson. Editors: Rita Nazareth, Matthew Brown

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