ブラジル株:ボベスパは下落-中国の製造業活動の縮小が重し

30日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が半年ぶりの安値に下落。米国内総生産(GDP)統計 は経済の拡大を示したが、ブラジル最大の貿易相手国である中国の成長 鈍化懸念が響いた。

金属相場安を背景に鉄鉱石生産のヴァーレは0.7%下落。製紙会社 フィブリア・セルロージは3.3%値下がりし、昨年9月30日以来の大幅 安。昨年10-12月(第4四半期)決算がアナリストの予想を上回る赤字 となったことが嫌気された。一方、化粧品メーカーで訪問販売が主力の ナトゥーラ・コスメチコスは3%上昇し、内需関連株の上げをけん引。 ブラジルの失業率が過去最低に改善したことが手掛かり。

ボベスパ指数は前日比0.7%安の47244.26と、昨年7月16日以来の 安値で終了。指数を構成する72銘柄のうち50銘柄が下落した。通貨レア ルはサンパウロ時間午後5時20分(日本時間31日午前4時20分)現 在、0.9%高の1ドル=2.4161レアル。英HSBCホールディングスと マークイット・エコノミクスが発表した1月の中国製造業購買担当者指 数(PMI)改定値は、半年ぶりの活動縮小を示した。

コンサルタント会社モネユーのエコノミスト、ジェイソン・ビエイ ラ氏は電話インタビューで、「重要な貿易相手国の減速は輸出の減少を 意味する」と指摘した。

ブラジル統計局の発表によれば、昨年12月の失業率は4.3%と前月 の4.6%から低下。ブルームバーグがまとめたエコノミストの予想中央 値は4.4%だった。

原題:Ibovespa Falls as China Manufacturing Drop Offsets U.S. Growth(抜粋)

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