工業用金属相場が下落、1月は4年ぶりの下落へ

30日の工業用金属相場は下落。1月 としては2010年以来の下げを記録しそうだ。中国の製造業活動と米景気 刺激策の縮小が背景。アルミニウムは同日、4年半ぶりの安値を付け た。

英HSBCホールディングスとマークイット・エコノミクスが同日 発表した1月の中国製造業購買担当者指数(PMI)改定値は49.5と、 製造業活動の拡大と縮小の境目である50を下回った。中国は世界最大の 工業用金属消費国。米連邦公開市場委員会(FOMC)は29日、月間の 債券購入額をさらに100億ドル縮小することを決めたと発表した。先月 の縮小開始決定は、新興市場の通貨と株式の相場を押し下げていた。

TDセキュリティーズのディレクター、スティーブ・スカカロシ氏 (ニューヨーク在勤)は電子メールで送付したリポートで、「市場の注 目は中国の需要減と米国の景気刺激策縮小継続に集まっている」と指摘 した。

ロンドン金属取引所(LME)では、工業用金属6種で構成される LMEX指数が7営業日続落して、12年10月以降最長の下落局面となっ た。年初来では3.3%安と10年以来最悪の出足だ。3カ月物はアルミが 一時09年7月以来の安値を付けたほか、銅も11年9月以降で最長の下落 局面となった。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 3月限は、0.4%安の1ポンド=3.2265ドル。

原題:Industrial Metals Head for First January Slump in Four Years(抜粋)

--取材協力:Jae Hur. Editors: Dan Weeks, Claudia Carpenter

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE