1月の独インフレ率1.2%、予想下回る-ECBへの圧力高める

ドイツの1月のインフレ率は予想に 反して前月から横ばいとなった。欧州中央銀行(ECB)が金融緩和に 動く確率を高めかねない物価上昇圧力の抑制を示唆した。

ドイツ連邦統計局が30日発表した1月の消費者物価指数(CPI) 速報値は、欧州連合(EU)基準で前年同月比1.2%上昇と、伸び率は 昨年12月から変わらず。エコノミスト予想は1.3%上昇だった。1月の 指数は前月比では0.7%低下した。

ECBの政策委員会はこれまで、ユーロ圏の中期的なインフレ見通 しが弱まれば、行動することがあり得ると警告している。次回の政策決 定会合は来週開催。

インテーザ・サンパオロ(ミラノ)のエコノミスト、アンナマリ ア・グリマルディ氏は「何らかのショックが起きてインフレ率が1%を 下回るような非常に低い水準に下がるリスクが大きくなっているにして も、デフレのリスクはまだ小さい」と指摘。1月の状況はエネルギー値 下がりが一因だと付け加えた。

ECBが目指すインフレ率の水準は2%弱。EU統計局(ユーロス タット)は1月のユーロ圏インフレ率を、ルクセンブルク時間31日午 前11時に発表する。昨年12月は0.8%だった。

原題:German Inflation Misses Estimates in Price Warning for ECB (1) (抜粋) Germany January Preliminary Consumer Prices: Summary (Table)(抜 粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg. Editors: Jana Randow, Angela Cullen

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