「見せかけの平穏」に独首相が警鐘-「真の経済同盟」訴え

ドイツのメルケル首相は29日、ユー ロ圏債務危機にはまだ完全に終止符は打たれていないとして、欧州連合 (EU)の条約改正を通じて「真の経済同盟」をつくるよう呼び掛け た。

同首相は議会での年頭の施政方針演説で、18カ国から成るユーロ圏 が経済政策面での協力を向上させ、拘束力のある取り決めを拡大しなけ れば、欧州は後れを取ることになると訴えた。現在の協力体制には「満 足できない」と述べた。

「この面での決定的な前進や飛躍的な進展がなければ、われわれは 欧州の債務危機を克服することはないだろう。何らかの形で危機を受け 入れることを学ぶかもしれないが、世界の進歩の頂点に立ち続けること はないだろう」と指摘し、ユーロ圏に「今見受けられる見せかけの平穏 を信用することはできない」とし、「EU条約のさらなる進展が必要だ と確信している」と語った。

原題:Merkel Warns of ‘Deceptive Calm’ as Euro Crisis Risk Remains (1)(抜粋)

--取材協力:Stefan Nicola、David Goodman、Eshe Nelson. Editors: Alan Crawford, James Hertling

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