ブラジルのイタウ:チリの銀行コープバンカの経営権取得へ

時価総額で中南米最大の銀行、ブラ ジルのイタウ・ウニバンコ・ホールディングは、チリの銀行コープバン カの経営権取得で合意した。最低でも22億ドル(約2250億円)相当の現 金と株式を投じる。発表を受けてコープバンカの株価は過去最大の下落 率を記録する一方、社債は値を上げた。

29日の発表資料によると、イタウは6億5200万ドルの資本を注入し てチリおよびコロンビアの子会社をコープバンカと統合、新銀行を設立 する。イタウはコープバンカの新株1720億株(28日終値を基に計算する と22億ドル相当)を取得する。この結果、新銀行へのイタウの出資比率 は33.58%となる。

新銀行の規模は、チリで4番目となる見通し。イタウなどブラジル の銀行は、同国の経済成長鈍化を背景に外国資産の取得を図っている。 ブルームバーグによるアナリスト調査によると、今年のブラジルの成長 率は2.1%と、チリの4.2%やコロンビアの4.5%を下回る見通し。

原題:Itau to Gain Chile’s Corpbanca Control in $2.2 Billion Deal (4)(抜粋)

--取材協力:Katerina Petroff. Editors: Adriana Arai, Philip Sanders

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