ボーイング株、2年半ぶり大幅安-利益見通しが市場予想未満

世界最大の航空機メーカー、米ボー イングの株価が29日、約2年半で最大の下落率を記録した。同日発表し た2014年の利益予想が受注ペースの鈍化を背景にアナリスト予想を下回 った。

今年の利益見通しは、一部年金経費を除いたベースで1株当たり7 -7.20ドル。ブルームバーグが集計したアナリスト23人の予想平均 は7.46ドルで、13年実績は7.07ドルだった。

ボーイングは米軍事費削減と調達コスト上昇に直面。アナリストは 過去4年間伸びてきた商用機販売に支障が出るかもしれないとみてい る。同社は「777X」と「787-10」が昨年もたらしたような受注増につ ながる新たな機種を発表していない。

スタンダード・ライフ・インベストメンツの米国株責任者、ジェ フ・モリス氏は電子メールで、「ボーイング株価の上昇には膨大な受注 残をフリーキャッシュフローに換えられることを同社が示す必要があ る。さもなければ、投資家は座席でシートベルトを着用し続けるように 言われるだろう」と指摘した。

29日のニューヨーク市場での同社株終値は前日比5.3%安の129.78 ドル。下落率は2011年8月10日以来の大きさとなった。同銘柄は昨年1 年間で81%高と、ダウ工業株30種平均の構成銘柄で最も上昇していた。

原題:Boeing Shares Tumble as 2014 Profit Forecast Lags Estimates (3)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE