石油大手、コスト上昇でも増産できず-10-12月期は減益か

投資家は大手石油会社への投資を控 えている。掘削コストの高騰や主要プロジェクトの遅れ、エネルギー価 格の伸び悩みが背景にある。

英・オランダ系ロイヤル・ダッチ・シェルや米コノコフィリップス などの原油・天然ガス生産会社は3週間前から、2013年10-12月(第4 四半期)の利益が減少するとの見通しを相次いで示している。今週発表 が始まる各社の業績が低調であるとの見方からエネルギー株は売却され ており、今年のエネルギーセクターのパフォーマンスはMSCIワール ド指数のうち最も低くなっている。

時価総額で2位の石油会社であるシェルの10-12月期利益は09年以 来の低水準になると予想されている。主要な新規油田の一部が予算超過 に陥っているためだ。英BGグループは、エジプトの政情不安や他地域 でのプロジェクトの遅れを理由に今年の生産目標を引き下げた。これを 受け、同社の株価は27日、過去25年で最大の下落を示した。

オッペンハイマーのアナリスト、ファデル・ガイト氏(ニューヨー ク在勤)は「投資家は大手エネルギー会社への関心を失っている。各社 はほとんど、あるいは全く伸びを見込めない」と指摘した。

シェルや米エクソンモービル、コノコフィリップス、オクシデンタ ル・ペトロリアムは30日、シェブロンは31日に10-12月期決算を発表す る予定。英BPとBGは来週発表する見通しだ。

原題:Oil Profits Slump as Higher Spending Fails to Lift Output (2)(抜粋)

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