新興国通貨、利上げの効果は限定的-ランドは約5年ぶり安値

投資家が新興国市場から資金を引き 揚げる中、自国通貨安から経済を守ろうと取り組んでいる各国中央銀行 の決意が試されている。

トルコ・リラは乱高下し、南アフリカ共和国のランドは中銀による 予想外の利上げにもかかわらず、対ドルで約5年ぶりの安値を付けた。 ロシアのルーブルは最安値を更新し、ブラジル・レアルは昨年8月以来 の安値に下落した。

これら通貨の急落は、米金融当局が金融緩和縮小を進める中で新興 国資産から資金が逃避していることを浮き彫りにしている。

トルコ中銀による予想を上回る幅の利上げを受け、リラは当初、対 ドルで4%上昇したものの、その後は3%下げ、ニューヨーク時間午後 2時25分(日本時間30日午前4時25分)現在では0.2%安の1ドル =2.2572リラ。

南ア・ランドは2.2%安の1ドル=11.2857ランド。一時は2008年10 月以来の安値となる11.3803ランドまで下げた。ロシア・ルーブルはド ルとユーロで構成される通貨バスケットに対し過去最安値の41.0056ル ーブルに下落した。

原題:Investors Rebel as Emerging-Market Rates Fail to Buoy Currencies(抜粋)

--取材協力:Mike Cohen、Robert Brand、Nasreen Seria、Katherine Burton. Editors: James Hertling, Paul Armstrong

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