ドイツ銀、法律問題は年内に処理へ-13年投資銀報酬は14%減

ドイツ銀行のアンシュー・ジェイン 共同最高経営責任者(CEO)は同行の法的な費用の大半について年内 に処理を終える方針を示した。同費用負担を理由に、同行は投資銀行部 門の従業員の報酬を引き下げた。

ジェイン氏は29日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビュー で、2014年が終わるころには訴訟関連の費用の「大半」が処理済みとな っているだろうという「期待を抱いている」と語った。

ドイツ銀は他の銀行とともに、金利や為替レートの操作疑惑の調査 や米国での住宅ローン関連商品をめぐり不当販売の指摘を受けている。 昨年は指標金利をめぐる談合の疑いについて欧州連合(EU)と和解。 また住宅ローン担保証券の情報開示問題について米当局と和解し、法務 費用として合計25億ユーロ(約3490億円)を計上した。

ジェインCEOは先の記者会見で、ドイツ銀の企業文化を変える適 切なリーダーと言えるのかという自身に関する質問に対し、「私は信念 を持って事に当たっている。トップからの指示内容が本当に重要だと強 く感じている」とし、「従業員と顧客の心に、私が適任だということへ の疑念はない。当行が今抱いている価値観の多くを私は実践している」 と話していた。同CEOは現在、訴訟問題となっている案件が発生した 当時、同行の投資銀行部門に責任者だった。

投資銀行部門の昨年の給与と賞与を合わせた合計額は53億4000万ユ ーロと前年の62億4000万ユーロから14%引き下げられた。10-12月(第 4四半期)は23%減だった。ジェイン氏は「優秀な人材をめぐって競争 している同業他社を注視している。当行がしているのは、スピードの差 こそあれ業界全体がしていることだ」と述べた。ボーナス支払いの繰り 延べ期間延長を含む報酬システム見直し後に投資銀行から流出した人数 は多くはないと付け加えた。

29日に発表された13年第4四半期の純損益は9億5800万ユーロの赤 字。前年同期は25億3000万ユーロの赤字だった。19日には税引き前損益 が11億5000万ユーロの赤字となったことを明らかにしていた。法的コス トと会計上の費用が響いた。

原題:Jain Says Deutsche Bank to Deal With Legal Bill as Pay Drops (1)(抜粋)

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