きょうの国内市況(1月29日):株式、債券、為替市場

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●日本株5日ぶり大幅反発、新興国収束期待や米統計、円安-全面高

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東京株式相場は5営業日ぶりに大幅反発。新興国経済や通貨への懸 念が収まりつつあり、良好な米国景気指標、為替の円安推移も好感され た。金融、素材セクターを中心に東証1部の33業種は全て上げ、上昇銘 柄数は1700を超す全面高となった。

TOPIXの終値は前日比31.87ポイント(2.6%)高の1256.18、 日経平均株価は403円75銭(2.7%)高の1万5383円91銭。日経平均の上 昇率は昨年9月3日(3%)以来の大きさ。

大和住銀投信投資顧問の門司総一郎チーフ・ストラテジストは、 「中国で理財商品のデフォルト(債務不履行)懸念が後退したほか、ア ルゼンチンやトルコなど新興諸国で立ち続けに通貨防衛の姿勢を示す動 きが出始めたことも、買い安心感を誘った」と言う。

東証1部33業種の値上がり率上位はその他金融、パルプ・紙、倉 庫・運輸、非鉄金属、証券・商品先物取引、電気・ガス、医薬品、化 学、保険、サービスなど。東証1部の売買高は23億6372万株、売買代金 は2兆4779億円。値上がり銘柄数は1716、値下がりはわずかに47。

●債券は反落、新興国通貨安の一服や株高で売り-FOMC待ちで慎重

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債券相場は反落。新興国の通貨下落が一服したことや国内株高への 警戒感から売りが優勢となった。今晩の米連邦公開市場委員会 (FOMC)の結果発表を前に積極的な買いも手控えられた。

東京先物市場で中心限月の3月物は前日比11銭安の144円55銭で開 始。その後はじり安となり、午前の取引終了前に144円41銭と、日中取 引で23日以来の安値を付けた。午後に入ると下げ幅を縮小し、結局は11 銭安の144円55銭で引けた。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の332回債利回 りは同1ベーシスポイント(bp)高い0.635%で始まり、一時は0.645% と23日以来の高水準を付けた。午後に入ると0.635%まで戻した。5年 物の116回債利回りは0.5bp高い0.20%。

三井住友銀行の宇野大介チーフストラテジストは、債券市場につい て「円安・株高と外部環境が良くなく、売りが優勢だ」と述べた。トル コなどの利上げを受けていったん新興国通貨の売りは収束しているとし ながらも、「問題は長続きするかどうかだ。中長期的に利上げは景気に マイナス要因。対処療法でしかない」と話した。

●円全面安、新興国の通貨安懸念が緩和-米FOMCを見極め

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東京外国為替市場では、円が主要16通貨に対して全面安となった。 自国通貨防衛の一環として、インドに続いてトルコの中央銀行が利上げ に踏み切ったことを受けて、新興国市場をめぐる懸念が緩和し、リスク 回避に伴う円買い圧力が弱まった。

午後3時40分現在のドル・円相場は1ドル=103円32銭前後。朝方 に付けた102円94銭から一時は103円44銭まで円安が進んだ。ただ、この 日の米国時間に連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、円の下値は 限定的となった。

大和証券の亀岡裕次チーフ為替ストラテジストは、トルコ中銀の利 上げを受けて、「基本的に通貨が大きく下がると、当事国はそれなりの 対応をする」ということが確認されたとし、投機的な動きを抑制する効 果は出てくると指摘。この日のFOMCで100億ドルの量的緩和縮小が 決定されたとして市場が多少リスクオフに働いたとしても、週初に見ら れた101円台後半までのドル安・円高進行は考えにくいとしている。

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