アジア2位の富豪、マカオ以外でカジノ事業拡大-日本も視野

創業したカジノ運営会社の時価総額 が大きく膨らんだことで、呂志和氏はアジア2位の富豪にのし上がっ た。84歳の今も意気軒高だ。

ギャラクシー・エンターテインメント・グループ(銀河娯楽集団) の会長を務める呂氏は、「引退して日の出と日の入りを見ろと言うの か。座して死を待つのではなく、もっと有意義なことをしたいと考えて いる」と話す。建設業で富を築いた同会長は、米国では13のホテルを所 有している。そのうち7つはヒルトンだ。

呂氏はマカオ以外でも自身のビジネス帝国を拡張する計画だ。米国 のカジノの買収という選択肢も視野に入る。ギャラクシーはマカオのカ ジノリゾートを拡大するため約100億米ドル(約1兆300億円)をつぎ込 んでいる。同社がマカオに近い横琴島に100億香港ドル(約1300億円) を投じる可能性もあると呂氏は語る。

呂氏の長男、呂耀東氏は昨年11月、ギャラクシーは日本もしくは台 湾がカジノを合法化すれば、それぞれに少なくとも26億米ドルを投資す ることを検討していると述べていた。同氏はギャラクシーの副会長を務 めている。

ブルームバーグ・ビリオネア指数によれば、呂志和氏の純資産 は230億米ドルに膨らんでいる。呂家がギャラクシーの持ち分51%を保 有していることが大きい。ギャラクシーの株価は昨年、香港市場で倍以 上となり、香港ハンセン指数の2.9%上昇を大きく上回る成績を残して いる。アジア一の富豪は香港の不動産王、李嘉誠氏。

原題:Asia’s Second-Richest Lui Expands Casino Empire Beyond Macau (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE