ワイン競売の売上高、2年連続で減少-ボルドー産需要後退で

世界の大手競売会社によるワインの 売上高が2年連続で減少した。コレクターの間で近年、フランスのボル ドー産ワインの購入意欲が低下していることに加え、中国では汚職対策 の一環として贈答を取り締まる動きが強まったことも要因となってい る。

ブルームバーグ・ニュースが集計したデータによると、アッカー・ メレル・アンド・コンディットやクリスティーズ・インターナショナ ル、サザビーズ、ザッキーズ・ワイン・アンド・リカー、ハート・デー ビス・ハート・ワインの売上高は昨年、15%減少し計2億7800万ドル (約290億円)となった。

高級ボルドー産ワインで構成するLiv-ex50高級ワイン指数は 昨年、年間ベースで3%低下。2012年は10%、11年にも17%、それぞれ 下げた。ボルドー地方のワイナリーは収穫年が2012年のワインについ て、瓶詰め前に先物として販売したその前の3年間と比較して価格を引 き下げたものの、需要の回復にはつながらなかった。

IGワインズ(ロンドン)のディレクター、ポール・ハモンド氏は 電話インタビューで「ワイン市場は明らかに縮小している」と指摘。 「ボルドー産が低迷しているからだ。近年のプリムール取引と呼ばれる 先物取引が原因で市場関係者は幻滅している。オークションでの売買は 投機的であり、投機家はボルドー産ワインが弱気市場に入っていると感 じれば購入しない」と述べた。

原題:Wine Auction Sales Drop for Second Year as Bordeaux Demand Wanes(抜粋)

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