コマツ:4-12月の純利益は27%増の1153億円-中国需要回復

コマツが29日発表した2013年4-12 月期連結決算(米国会計基準)によると、純利益は前年同期比27%増 の1153億円だった。通期の純利益予想は従来予想の1360億円を据え置い た。通期予想に対する進ちょく率は85%だった。

営業利益は同10%増の1656億円。石炭価格の低迷で鉱山機械の需要 は低調だったが、日本や中国での一般建設機械の需要増加に加えて、円 安や販売価格の改善、固定費削減などが寄与した。

大橋徹二社長は決算発表後の投資家向け電話会議で、国内需要は堅 調に増えているとした一方、鉱山機械については「第3四半期の受注を 見ていると下げ止まったかのように見えるが、まだ分からず注意深く見 ている」との認識を示した。杉木亮常務執行役員は14年度の需要見通し について「全体としてはおおむね今年度並みになる見込み」と述べた。

主力の建設機械・車両部門の全体の外部顧客向け売上高は前年同期 比3.6%増の1兆2489億円。地域別では日本が18%増の2457億円、中国 が35%増の1123億円だった。国内では東日本大震災からの復興需要や建 設投資の増加が目立った。昨年4月から需要回復に転じた中国では同6 月以降、規模の大きい30トンクラスの油圧ショベルにまで回復の範囲が 拡大しているという。

一方、中国を除くアジア地域では最大市場のインドネシアで鉱山機 械需要が落ち込むなど、18%減の1353億円だった。

第3四半期(10-12月)の営業利益は前年同期比45%増の567億 円、純利益は同46%増の365億円と伸びた。

14年3月期の通期業績は営業利益が前期比0.8%減の2100億円、純 利益は同7.7%増の1360億円と従来予想から変更はない。ブルームバー グが集計した純利益のアナリスト予想の平均は1432億円。

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