JPモルガン、商品部門の20億ドルでの売却決定近い-関係者

資産規模で米銀最大手、JPモルガ ン・チェースは、現物商品部門を少なくとも20億ドル(約2100億円)で 売却する可能性がある。米ブラックストーン・グループやオーストラリ アのマッコーリー・グループ、スイスのマーキュリア・エナジー・グル ープが同部門の買収に名乗りを上げている。事情に詳しい複数の関係者 が明らかにした。

情報は非公開であるため関係者が匿名を条件に明らかにしたところ によると、JPモルガンは売却先を1社に絞り込むため各社に買収提案 に関する詳細情報を求め、早ければ今週にも売却先を選ぶ可能性があ る。関係者の1人によれば、選択のプロセスは2月にずれ込む可能性も ある。

銀行による現物商品取引を認める規則について規制当局が約10年ぶ りに見直しを進める中、JPモルガンは現物商品部門の売却を決定し た。デリバティブ(金融派生商品)や金の保管事業は売却対象に含まれ ていない。

関係者の1人の話では、同行の現物商品資産の総額は33億ドル。現 物商品部門は商品事業の責任者であるブライス・マスターズ氏(44)が 統括している。同氏が売却先企業に移籍する可能性もあるという。

JPモルガンの広報担当者はコメントを控えた。ブラックストー ン、マーキュリア、マッコーリーの広報担当者も、それぞれコメントを 控えている。

原題:JPMorgan Said Near Decision on $2 Billion Commodities Unit Sale(抜粋)

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