ECB、短期金利上昇への対処では利下げが最善-ゴールドマン

欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏 の短期金融市場の金利上昇に対応するには利下げが最善の選択肢だと、 ゴールドマン・サックス・グループがリポートで指摘した。

今月には、ユーロ圏の翌日物銀行間金利がECBの政策金利を連続 して上回った日数が、2011年以来の最長となった。ECBのドラギ総裁 は9日、「短期金融市場の根拠のない逼迫(ひっぱく)」には「必要に 応じて行動する」用意があると表明した。

ゴールドマンのエコノミスト、ディルク・シューマッハ氏(フラン クフルト在勤)は電子メールで配布したリポートで、「ECBがこの問 題への対処を迫られるのは時間の問題だ」とした上で、利下げについて 「ECBが短期金利を確実にゼロに近づけたいのなら、原則的には最善 の選択肢のようだ」と説明した。

銀行間の翌日物金利であるユーロ圏翌日物無担保平均金利( EONIA)は21日まで4営業日連続で政策金利(0.25%)を上回っ た。20日には0.359%を記録したが、その後5営業日連続で低下し、27 日には0.188%となっている。

原題:Goldman Sachs Sees Rate Cut as ECB Best Option on Money Markets(抜粋)

--取材協力:Max Julius、David Goodman. Editors: Paul Gordon, Zoe Schneeweiss

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE