伊フィアット:通期利益見通しを下方修正-NYが主要上場先に

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イタリアの自動車メーカー、フィア ットは29日、2014年通期の利益見通し下方修正を発表した。13年10-12 月(第4四半期)決算では、利益がアナリスト予想に届かなかった。米 クライスラーとの統合後の新会社の主要上場先をニューヨーク証券取引 所とする方針も示した。

フィアットは通期の営業利益が36億-40億ユーロ(約5000億-5600 億円)になるとし、12年に設定した目標(47億-52億ユーロ)を引き下 げた。これを受け、同社の株価は4.1%下落した。フィアットは先週、 クライスラーの完全子会社化を完了している。

セルジオ・マルキオンネ最高経営責任者(CEO)はグローバル化 を推し進めるためにクライスラーとの統合を決めたが、利益見通しが期 待外れとなったことはその判断の妥当性を裏付ける。フィアットは合併 後の新会社名を「フィアット・クライスラー・オートモービルズ」と し、オランダで法人登記すると発表した。

昨年10-12月期の利払い・税金・一時項目前べースの利益は9 億3100万ユーロとなり、ブルームバーグがまとめたアナリスト6人の予 想平均(11億2000万ユーロ)には届かなかった。中南米市場での落ち込 みが響いた。14年の利益見通しもアナリスト11人の予想(41億6000万ユ ーロ)を下回った。

この日の発表によると、新会社は税制上の理由から本拠を英国に置 く。10月1日までにニューヨーク証取への上場完了を目指すが、ミラノ 証券取引所でも上場を継続する方針だ。

原題:Fiat Cuts 2014 Profit Forecast as Automaker Plans NY Listing (1)(抜粋)

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