米AT&T:通期利益見通しは市場予想の下限-競争激化で

米携帯電話サービス2位、AT&T の2014年通期の利益見通しはアナリスト予想の下限にとどまった。Tモ バイルUSとの価格競争の激化が背景にある。

28日の発表資料によると、通期1株利益の伸び率は「1桁台半ば」 になる見通し。ブルームバーグの集計データによると、アナリスト予想 は7%増だった。AT&Tは通期売上高については2-3%増を見込ん でいる。アナリスト予想は2%増。

Tモバイルは13年4-12月に契約者数を200万人余り増やし、 AT&Tは市場シェア維持のため割引プランを提供している。AT&T では10-12月期に無線通信サービスの契約者数が56万6000人増えた が、78万人増となった前年同期ほど伸びなかった。ブルームバーグがま とめたアナリスト9人の予想平均では57万5000人増が見込まれていた。

カウエンのアナリスト、コルビー・シネシール氏は「競争が影響し ている」と指摘した上で「契約者数の伸びがほぼすべてタブレット関連 だったとすれば、スマホ関連よりも平均収入は小さくなる」と述べた。

昨年10-12月(第4四半期)決算では一時的な項目を除いた1株利 益が53セントに増加。ブルームバーグがまとめたアナリストの予想平均 は51セントだった。売上高は1.8%増の332億ドル(約3兆4300億円) と、予想平均と一致した。AT&Tに帰属する純損益は69億1000万ドル (1株当たり1.31ドル)の黒字。前年同期は38億6000万ドル(同68セン ト)の赤字だった。

発表を受け、AT&Tの株価は時間外取引で一時2.1%安の33ドル となった。月初からこの日終値まででは4.2%下落している。

原題:AT&T Forecasts Profit on Low End of Estimates Amid Rivalry (2)(抜粋)

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