BNPのトレーダー、豪州の指標レートの操作図る-豪当局

フランスの銀行BNPパリバのトレ ーダーらがオーストラリアのバンク・ビル・スワップ・レート (BBSW)の申告に影響を及ぼそうとしたと、豪証券投資委員会 (ASIC)が明らかにした。BBSWはロンドン銀行間取引金利 (LIBOR)の豪州版。

ASICが28日公表した文書によると、シンガポール在勤の複数の トレーダーが2007-10年にかけて、同行のシドニー在勤の行員に連絡を 取り申告金利の変動方向や水準について希望を伝えていた。ASICに よると、専門家の調査の結果この試みは市場に「重大な」影響は与えな かったことが分かった。

LIBORなど指標金利操作の疑いで銀行は全世界で調査に直面し ている。オーストラリアの指標金利であるBBSW設定のため金利を申 告する14銀行のパネルは昨年9月に解体された。パネルにはUBSや JPモルガン・チェース、HSBCホールディングス、シティグループ が加わっていた。ASICはBBSW申告に関する調査は進行中だとし ている。

ASICの文書によれば、BNPは不正は認めないものの同行が法 的義務を怠った可能性に対するASICの懸念を受け入れ、金融リテラ シープロジェクトに100万豪ドル(約9070万円)を自発的に寄付するこ とに合意した。

BNPの広報担当ジュリア・ボイス氏は28日の電話インタビュー で、同行が昨年調査を実施し、結果をASICに報告したと述べた。 「かかわった行員については少人数の解雇を含め処分した」という。解 雇された人数や名前は明らかにしなかった。

--取材協力:Nicholas Comfort. Editors: Sarah McDonald, Mark Bentley

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