ブラジル中銀総裁:健全な財政政策がルセフ大統領の重要課題

ブラジル中央銀行のトンビニ総裁 は27日、「健全な財政政策」を採用することが同国の優先課題との認識 を明らかにした。

ルセフ大統領は先週、ブラジル財政の悪化を懸念する投資家を安心 させるため、ダボス会議に出席した。米格付け会社スタンダード・アン ド・プアーズ(S&P)は昨年6月、ブラジルの格付け見通しを「ネガ ティブ(弱含み)」に設定。ムーディーズ・インベスターズ・サービス も同年10月、債務状況の悪化と低成長期に入った兆候が見られることを 理由に格付け見通しを「ポジティブ(強含み)」から「ステーブル(安 定的)」に引き下げた。

政府による減税と景気浮揚のための歳出拡大によって、昨年11月ま での1年間のブラジルの財政赤字は1408億レアル(約5兆9700億円) と、2年前の980億レアルから大幅に増加した。こうした状況の下で、 ブラジル中銀は目標を上回るインフレ率を抑制するために世界で最も積 極的な金融引き締めサイクルに突入している。

トンビニ総裁はロンドンで開かれたイベントで、ダボス会議でのル セフ大統領の講演について、「大統領がこうした問題に言及すること は、財政政策が優先分野であり、健全な財政政策を推進することに政策 の重点があることを示している」と述べた。

原題:Tombini Says Sound Fiscal Policy Is Pivotal for Brazil President(抜粋)

--取材協力:Dominic carey. Editors: Andre Soliani, Harry Maurer

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