LME銅が5カ月で最長の下落局面、中国懸念で-NYも安い

27日のロンドン金属取引所 (LME)では、銅先物相場が下落、ここ約5カ月で最長の下落局面と なった。世界最大の工業用金属消費国である中国での需要減退懸念が背 景。

英HSBCホールディングスとマークイット・エコノミクスが23日 発表した製造業購買担当者指数(PMI)は、1月の中国の製造業活動 が落ち込む可能性があることを示した。香港市場のハンセン中国企業株 (H株)指数は27日、5カ月ぶりの安値水準に下落した。

クレディ・スイス・グループは同日のリポートで、供給過剰と中国 や新興市場での景気減速を理由に、銅が「売り時だ」と指摘。RBCキ ャピタル・マーケッツもリポートで「中国での成長見通しが引き続き懸 念されているため、金属相場は好調ではなくなっている」と分析した。

LMEの銅相場(3カ月物)終値は前週末比0.4%安の1トン =7150ドル。これで4営業日続落と、昨年8月30日以降で最長の下落局 面となった。27日は一時、昨年12月11日以来の安値の7148.50ドルを付 けた。アルミニウム、ニッケル、鉛、亜鉛、スズも下げた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 3月限終値は、同0.4%安の1ポンド=3.259ドル。

原題:Copper Has Longest Slump in Five Months on China Demand Concerns(抜粋)

--取材協力:Luzi Ann Javier. Editors: Patrick McKiernan, Joe Richter

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