新興市場株、7カ月ぶり大幅下落-ルーブルは変動幅下限を割る

27日の新興市場株式相場は約7カ月 ぶりの大幅下落。中国経済の減速で世界的に成長が抑制されるとの懸念 が広がった。為替市場ではロシア・ルーブルがロシア中央銀行の取引バ ンド(許容変動幅)の下限を割り込んだ。

MSCI新興市場指数は1.9%安の931.64と、昨年7月3日以来で 最大の下げとなった。中国とインド、南アフリカ共和国の株価指数は 1%以上の値下がり。ルーブルはドルとユーロで構成する通貨バスケッ トに対し、終値ベースで2009年以来の安値に下げた。一方、トルコ中銀 が28日に利上げに動くとの観測を背景にトルコ・リラは11営業日ぶりに 上昇した。

キーコープのプライベートバンキング部門のチーフ投資ストラテジ スト、ブルース・マケイン氏は電話取材に対し、「われわれが目にして いる中国の成長の鈍さは、景気が見た目よりもずっと弱いのではないか という懸念を際立たせるものだ。中国の経済統計を見る限り、状況が良 くなる可能性はほとんどなく、悪化する可能性の方が高い」と述べた。

原題:Emerging-Market Stocks Decline as Russia’s Ruble Breaches Band(抜粋)

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