中誠信託、デフォルト懸念の信託商品で合意-工商銀に連絡を

中誠信託は27日、同社が組成し中国 工商銀行が販売した高利回り信託商品への投資の可能性について合意に 達したと発表した。

同社はこの商品「誠至金開1号」の購入者に対し、工商銀のファイ ナンシャルアドバイザーに連絡して詳細を尋ねるようにとウェブサイト で呼び掛けた。

30億元(約510億円)規模のこの商品は今月31日が償還期限。炭鉱 会社の山西振富能源集団の資金調達のために組成され富裕層に販売され た。同社は筆頭株主が違法な預金受け入れで逮捕された後、2012年に破 綻している。

信託商品のデフォルト(債務不履行)となれば、1兆6700億ドル (約171兆円)規模の中国のシャドーバンキング(影の金融)を揺るが せる。中信証券(CITIC証券)の楊豊アナリスト(北京在勤)は電 話取材に対し、「適切な対処がなされた。政府はデフォルトを容認せ ず、同様のケースで個人投資家は引き続き守られることが示唆された」 と述べた。

--Jun Luo. Editors: Chitra Somayaji, 大久保義人

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