ロンドン午後4時前の為替相場急変動減少-操作疑惑調査進む

1日の取引高が5兆3000億ドル (約542兆円)に達する為替市場での不正疑惑解明を世界の規制当局が 進める中で、外国為替市場の指標であるWM/ロイター・レートの設定 前の数十分間の取引に変化が見られるようになった。

市場の一部参加者からは、ロンドン時間午後4時前にしばしば見ら れた為替相場の急変動はレート操作の可能性を示すと指摘されていた が、ブルームバーグの集計データによれば、この6カ月間はこのような 変動の頻度と程度が低下した。

世界の規制当局はトレーダーがインスタントメッセージや電話を使 って共謀したかどうか調査を進めており、実際に一部シニアトレーダー が停職や解雇処分を受けている。相場変動に生じた変化は業界の動揺ぶ りを映し出している。

シティグループやUBSなどはチャットルームの利用を制限。一部 投資家は現在調査対象となっているWM/ロイター・レートの利用を控 えている。

ブルームバーグは昨年8月の記事で、指数連動ファンドの取引が通 常最大となる月間最終取引日のWM/ロイター・レート設定前の30分間 に、ある通貨が急伸する取引パターンが見られると最初に報じた。ブル ームバーグのデータによれば、2011年7月から13年6月までの2年間の 同時間帯において、通貨の14の組み合わせで少なくとも0.2%の上昇 が31%の確率で起きていた。それが13年7月-12月には同確率は10%に 低下した。

原題:London Afternoon Currency Spikes Subside Under Regulators’ Glare(抜粋)

--取材協力:Julia Verlaine、Sarah Jones、Suzi Ring、Margaret Collins、Alexis Leondis. Editors: Robert Friedman, Heather Smith

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