オバマ米大統領、13年の公約の実行急ぐ-28日に一般教書演説

オバマ米大統領は今週の一般教書演 説を前に、2014年を「行動の年」にすると表明した。大統領の今年これ までの主な動きからは、昨年の演説で挙げたやるべき仕事のリストに急 いで終了マークを付けている様子がうかがわれる。

大統領は今月、ノースカロライナ州での製造業の新たな研究機関を 発表。失業問題に苦しむ5つの都市を企業誘致地域に指定し、大統領選 挙での投票の効率化に関する勧告リストを発表した。

これらは全て昨年の演説での公約だが、同時に今年の演説後に大統 領がどう計画を前進させるかを知る手掛かりでもある。共和党との意見 の溝を埋めると誓って5年前に就任したオバマ大統領だが、その実行は まだ難しい状況で、中間選挙が近づく中、大統領の政策課題の多くは政 治的に分断された議会を前に前進が見込めない。

ミズーリ大学のポリティカル・コミュニケーション・インスティチ ュートのディレクター、ミッチェル・マッキニー氏は「オバマ大統領の 演説は就任演説以来、硬化している」と述べ、「大統領は協力を求める と話しているが、それを実現できる仕組みを提示していない」と指摘し た。

ホワイトハウスが25日発表したダン・ファイファー大統領上級顧問 の電子メールによれば、オバマ大統領は今月28日の一般教書演説に続い て4州を訪問し、長期失業問題への対策や中間層の強化に関して説明す る。

ファイファー氏はメールで一般教書演説について、「機会と行動、 楽観」という3つの言葉で要約されると述べ、「米国人は一生懸命に働 き、ルールを順守すれば成功の機会が得られるというのが中心となる考 えだ」と説明。大統領は党派を超えて議会と協力すべくできるだけ多く の機会を追求するが、目標の一部については「議会の行動を待たない」 だろうとファイファー氏は語った。

原題:Obama Hurries to Fulfill 2013’s Promises Ahead of State of Union(抜粋)

--取材協力:Gopal Ratnam. Editors: Joe Sobczyk, Don Frederick

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