タイ不在者投票混乱、デモ隊1人死亡-選管は選挙延期を要求

タイで26日、2月2日に予定する総 選挙の不在者投票が行われた。反政府デモ隊は投票を阻止しようとして 政府支持派と衝突、デモ隊側の1人が撃たれ死亡した。選挙管理委員会 は選挙延期をあらためて求めた。

バンコクの救急医療センターがウェブサイトで発表したところによ ると、バンコクのバンナー地区の投票所での衝突で1人が死亡、10人が 負傷した。選管によれば、デモ隊の妨害によりバンコクの33選挙区で不 在者投票が妨害される一方、全国の375選挙区のうち292区で投票が実施 された。

ソムチャイ選管委員は26日に記者団に対し、さらなる暴力行為を回 避するため総選挙を延期する時間が政府には残されていると指摘。「26 日の出来事は来月2日にも起こることだ」と述べた。

タイでは抗議活動が始まった昨年10月31日以降、混乱拡大で10人が 死亡、500人以上が負傷している。こうした事態を受けてインラック首 相は今月22日にバンコクの非常事態を宣言。憲法裁判所が先週、総選挙 の延期は可能との判断を下したことから、インラック首相は28日に選挙 先送りの提案について協議するため、選管との会合を開く予定。

原題:Thai Protester Killed as Election Commission Seeks to Delay Vote(抜粋)

--取材協力:Chris Blake. Editors: Tony Jordan, Suresh Seshadri

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