ECBクノット氏:ユーロ高誇張すべきでない-相場注視必要

欧州中央銀行(ECB)政策委員会 メンバー、オランダ中銀のクノット総裁はスイスのダボスで開催された 世界経済フォーラム(WEF)年次総会に際して、24日のインタビュー で以下の通りコメントした。

◎ユーロ相場について

「ユーロ高は輸出企業の状況を一段と厳しいものとする。またイン フレに影響を及ぼす要因でもある。現在、ユーロ高が低インフレを促進 している。われわれの主要責務に影響を及ぼすため、為替相場の状況を 注視する必要がある。同時に、ユーロ高に関するコメントの大半はユー ロ・ドル相場についてのものだ。ユーロ導入以降の全期間の名目実効為 替レートないし実質実効為替レートを見れば、現在の水準は1999年以降 の平均からそれほど大きく離れていない。その意味で、ユーロ高を誇張 すべきではない。もちろん一部の輸出国にとってユーロ高が問題になり 得ることは明らかだが、ユーロ切り下げは競争力という観点からは一時 しのぎでしかない。競争力を向上したいのなら、構造改革を行う必要が ある」

原題:Knot Says Unlikely to See Adverse Shock That Prompts ECB Action(抜粋)

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