ECB総裁:ユーロ圏は劇的に改善のサイン-デフレ兆候なし

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総 裁は24日、ユーロ圏経済の健全性に「劇的な」改善の兆しがあり、イン フレ率が徐々に目標に戻るだろうとの見解を明らかにした。スイスのダ ボスで開催された世界経済フォーラム(WEF)年次総会で語った。

同総裁は「過去3-4カ月間に金融市場の改善に加え、緩和的な金 融政策が最終的に実体経済に浸透しつつある状況が見られる」と発言。 「現在は低インフレだが」、2%を若干下回る「目標に徐々に戻るだろ う」と述べた。

同総裁はまた、現在の物価上昇抑制がデフレに転じると信じる理由 はないと言明。「デフレを幅広く、自己増強的な持続的物価下落と定義 するなら、われわれはそれを目にしていない」と語った。

同総裁は同時に、景気回復が「まだ弱く、脆弱(ぜいじゃく)でむ らがある」と述べ、見通しへのリスクは引き続き下向きだと指摘した。

原題:Draghi Says Europe’s Recovery Firming With No Deflation in Sight(抜粋)

--取材協力:Stefan Riecher、Catherine Bosley. Editors: Paul Gordon, Craig Stirling

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