欧州株:6月来の大幅安、新興市場を警戒-週ベースでも下落

24日の欧州株式相場は下落。指標の ストックス欧州600指数は昨年6月以来の大幅安となり、週間ベースで の下げ幅を広げた。米当局の量的緩和縮小が経済成長を損ねるとの懸念 が強まる中、新興市場通貨の急落の影響を見極めようとする動きが広が った。

スペインのビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA) は5.1%安。同行のトルコやアルゼンチンへのエクスポージャーが利益 に悪影響を与えるとの懸念が強まった。スイスの製薬会社ノバルティス は3%安。アバディーン・アセット・マネジメントは5.7%下げた。同 銘柄の投資判断をモルガン・スタンレーが引き下げた。

ストックス欧州600指数は前日比2.4%安の324.75で終了。前週末比 では3.3%下げた。新興市場株は週間ベースでの下落幅を広げ、中国需 要に依存する資源輸出国の通貨は5年ぶりの大幅安となった。

PFAアセット・マネジメント(コペンハーゲン)のシニアストラ テジスト、ウィトルド・バーク氏は「株式相場は年明け後としてはここ 数年で最悪となった。非常に好調だった1年の後、投資家らは売る理由 を探している」と語った。

24日の西欧市場では、18カ国全てで主要株価指数が下落。英 FTSE100指数は1.6%安となった。独DAX指数は2.5%、仏 CAC40指数は2.8%それぞれ下げた。ブルームバーグがまとめたデー タによれば、この日の売買高は30日平均を46%上回った。

原題:European Stocks Tumble as Emerging-Market Currencies Retreat(抜粋)

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