世界の主要中銀、ドル供給オペを段階的に廃止-危機が後退

欧州中央銀行(ECB)など世界の 主要中銀は、金融危機を乗り切るため緊急導入したドル流動性供給オペ を段階的に廃止する。このファシリティーは、2007年以降の混乱を金融 市場が乗り切るのに寄与した。

ECBは24日の声明で、「米ドルの調達環境が大きく改善したこと とドル流動性供給オペへの需要の低さを踏まえた」決定だと発表。イン グランド銀行(英中銀)や日本銀行、スイス国立銀行とともに、市中銀 行向けのドル融資の規模を縮小していくことを決めたと説明した。

ECBは3カ月物のドル流動性供給オペを4月に停止する。1週間 物ドル供給オペは少なくとも2014年7月31日まで継続し、それ以降は必 要性を検討して決定する。

これら主要中銀は金融市場凍結の恐れがあった07年、それぞれの 国・地域の市中銀行へのドル資金供給で協力し合うことで合意。その 後、ECBの債券購入計画発表などで欧州債務危機が和らぐと、中銀は 通貨スワップファシリティーの常設化を決めた。

ECBは声明で「最近整備された常設のスワップラインが、必要な 場合のドル資金供給再開の枠組みを提供する」と付け加えた。

原題:Central Banks Phase Out Dollar Liquidity Tenders as Crisis Eases(抜粋)

--取材協力:Stefan Riecher. Editors: Paul Gordon, Angela Cullen

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