きょうの国内市況(1月24日):株式、債券、為替市場

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●日本株は1カ月ぶり安値、リスク回避広がり全業種売り-新興国警戒

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東京株式相場は大幅続落。中国の経済統計の低調をきっかけに前日 の欧米、新興国株式が下げたほか、為替市場で円高が進んだ影響で、投 資家のリスク回避姿勢が強まった。銀行や保険など金融株、電機など輸 出関連、鉄鋼など素材関連株中心に幅広く売られ、東証1部33業種は全 て安い。

TOPIXの終値は前日比22.92ポイント(1.8%)安の1264.60、 日経平均株価は304円33銭(1.9%)安の1万5391円56銭。TOPIXは 昨年12月25日、日経平均は同17日以来、およそ1カ月ぶりの安値水準に 沈んだ。

三菱UFJ投信・株式運用部の小西一陽チーフファンドマネジャー は、「株の下げが新興国の通貨安に波及し、いったんはリスク回避の動 き。ただ、日本株は昨年末にかけて上げた分をほぼ帳消しにしており、 そろそろ良い水準まで到達している」と話していた。来週からは、国内 で決算発表が本格化するため、「ファンダメンタルズで戻るイメージを 予想している」と言う。

東証33業種の下落率上位は保険、倉庫・運輸、鉄鋼、非鉄金属、そ の他金融、銀行、電機、その他製品、医薬品、機械など。売買代金上位 では、4月から定額料金制導入と一部で報じられたソフトバンクが下 落。トヨタ自動車や三井住友フィナンシャルグループ、日立製作所、安 川電機、ホンダ、パナソニック、新日鉄住金、オリックスも下げた。こ れに対し、月次売上高の伸びた日東電工は上昇。第一工業製薬、スクウ ェア・エニックス・ホールディングス、三井化学、グリーも高い。

東証1部の売買高は31億7493万株、売買代金は3兆810億円。代金 は株価指数先物の特別清算値(SQ)算出日だった昨年12月13日以来、 3兆円台に乗せた。SQ日を除くと、同7月19日以来。値上がり銘柄数 は115、値下がりは1620に達した。1部市場が厳しい動きとなった中で も、マザーズ指数は0.6%高の1021.90と反発した。

●債券上昇、米金利低下や株急落で買い優勢-超長期債利回り大幅低下

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債券相場は上昇。米国長期金利の大幅低下や国内株価の急落を背景 に買いが優勢となった。需給改善観測もあって超長期債利回りの低下が 大きくなった。

東京先物市場で中心限月の3月物は前日比25銭高の144円60銭で開 始。午前の取引終了にかけて144円52銭にやや伸び悩んだが、午後に入 るとじり高で推移。一時は144円69銭と中心限月の日中取引ベースで昨 年12月10日以来の高値を付け、結局は27銭高の144円62銭で引けた。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の332回債利回 りは同2ベーシスポイント(bp)低下の0.635%で開始。いったん は0.64%を付けたが、午後に入ると水準を切り下げ、0.625%と昨年12 月5日以来の低水準まで下げた。5年物の116回債利回りは1bp低 い0.20%。

20年物の147回債利回りは一時4bp低い1.45%と昨年10月24日以来 の低水準を記録。その後は1.455%。30年物の41回債利回りは一時5bp 低い1.61%と昨年11月12日以来の低水準を付け、その後は1.615%。

●円が底堅い、新興国懸念でリスク回避圧力-対ドルで103円台前半

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東京外国為替市場では円が底堅く推移した。中国の景気悪化や新興 国に対する懸念がくすぶる中、日本株の下落を背景にリスク回避に伴う 円買い圧力がかかりやすい状況が続いた。

午後3時20分現在のドル・円相場は1ドル=103円28銭前後。朝方 はやや円売りが先行し、一時103円59銭まで水準を切り上げたが、午後 に日本株が下げ幅を拡大すると徐々に円買いが強まり、一時103円09銭 を付けた。23日の海外市場では米国株の下落や米長期金利の低下を背景 に一時102円98銭と13日以来の水準までドル安・円高が進んでいた。

クレディ・アグリコル銀行外国為替部の斎藤裕司ディレクターは、 輸入企業の決済が集中しやすい週末前の五十日(ごとおび)で、日本株 の下落も予想の範囲内ということで、朝方は「短期勢がバーゲンハンテ ィング(押し目買い)」が出ていたもようだが、「引き続き中国の旧正 月前のポジション調整があり、エマージング市場を含めて米連邦公開市 場委員会(FOMC)までは注意が必要」と話していた。

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